電子カルテをクラウド化するメリット

病院や歯科医院で診察の際、医師が症状や治療後の状況等を書き留めるカルテは、ペーパーに記録保存から電子化し記録管理する時代となっています。大病院になると莫大なカルテの情報記録量が発生し保管場所まで必要としますが、電子カルテは情報の整理、長期間の保存、効率化をもたらすクラウド管理です。またカルテの手書きは、作成者以外が読み込む場合、記入文字の理解が不可能な時がありました、しかし電子カルテは、変換ミス等はあるものの読み込めないことは皆無です。そしてカルテの診療情報は、内科や外科など診療科目を横断的に共有化され診療の精度をアップさせています。そして手書きカルテに起こりがちだった、ヒューマンエラーを減少させ医療現場の業務改善に繋がっています。このように電子化されたカルテを導入すると、大きなメリットが期待できます。

病院のみならず歯科医院もクラウド型電子カルテを活用

医院内に、データベースを常に設ける必要がないクラウド型の電子カルテは、街の歯医者さんでもインターネット環境が整っていれば簡単に導入可能であり、ネットワークを使用して症状や診療結果、経過情報等をカルテに記録、保存、そして迅速に閲覧できるようになります。専用データベースの設置が必要ないため、ローコストで電子カルテを導入でき、ランニングコストも軽減されます。特にクラウドを運営管理する企業が、常にシステムを監視し安心して利用できるメリットがあります。このようなメリットに対し、クラウドのデメリットを考えると、セキュリティー面の懸念です。ネット環境に対するウィルス等の脅威に常に直面しており、万全なセキュリティー対策が求められます。また、停電等電力供給が途絶えると、利用できないこともあります。

患者さんにも喜ばれるクラウド管理された電子カルテ

数十年前の病院では、診療が終了しても会計清算やお薬をもらうため、待合でかなりの時間、待機していた記憶があります。その理由は、手書きカルテです。看護師、薬剤師や会計事務員が医師の手書き文字を読み解くための時間が発生していたのです。また、ヒューマンエラーやトラブルの発生もあり課題や問題を抱えていました。電子化されたカルテの登場によって、事務業務の改善に至り会計時間が短縮化され患者さんの待ち時間も軽減しました。その他の課題や問題も改善され、結果として患者さんに効率的な医療業務が提供されるようになったのです。また、クラウド管理された電子カルテの情報は、他の医療機関と共有が可能となり、総合的な診療精度がアップし、患者さんにとって大きな利点を生みだしています。今後は、全ての医療機関が電子化されたカルテの運用により、最適な医療をもたらしてくれることを期待されています。